Apr 11, 2010
免疫療法とがん治療について
免疫療法は、免疫を活性化させ病気を治療する方法です。今年のノーベル医学生理学賞受賞者は、この免疫療法を考案し、がんの治療に役立つアメリカの研究者と呼ばれます。受賞した研究者自身も癌にかかってしまい、免疫療法により予後が悪いアムイオトダゴハジマン、一般的な寿命より長く生きておられるのです。日本では他の国の女性に比べて、乳がんにかかる確率が少ないことで知られていますね。しかし血接続されている家族に乳がんで死亡する人が、それもまだ若く体力もあったが、乳がんとは恐ろしい、と思っていました。ただし、痛みが少ないため、知ることは難しいが、私は生理後の毎月の塊を確認しています。まだ40歳になる前に乳がん検診も受けています。皆さんもよく確認し、注意してください。
【飛翔!2011】
プロ野球横浜ベイスターズが日本一となった平成10年から、早くも10年以上がたち、チームは長引く低迷から抜け出せず苦しんでいる。投手コーチとして数多くのリーグ優勝の実績を持つ尾花高夫監督の就任で、ファンが再建に期待を寄せた昨年も、3シーズン連続で最下位に沈む結果となった。長引く低迷からの再起に向けて、尾花高夫監督の今年にかける意気込みとチーム改造の手応えを聞いた。(聞き手・横浜総局長 風間正人)
−−監督に就任して最初のシーズンだった昨年も、残念ながら最下位に終わってしまいました
「チームを変えるために、フォア・ザ・チーム(チームのために)の精神を訴えてきました。ただ、試合になると選手は『分かってはいるけれど…』という感じで、どうしても個人成績を優先するところが抜けませんでした。その結果、去年は打率や出塁率が前シーズンより上がったにもかかわらず、チーム一丸の姿勢に欠け、力を十分に発揮できませんでした」
−−故障などで投手陣の戦線離脱も多かったですね
「三浦大輔、清水直行、寺原早人ら先発投手陣5人で、何とか3勝2敗のペースでやっていこうと考えていました。しかし、けがや不調が相次いで、実質的には清水だけという状態で、戦うことになってしまいました。ただ、投手陣だけを責めるわけにはいきません。プロとして、捕らなければならない打球を取りこぼし、次々と安打になってしまうなど、守備全体が悪かったのも反省材料です。本来なら防げるところで失点してしまうことも、多くありました」
−−長引く低迷から抜け出すには、何が必要でしょうか
「チーム全体の意識を改革しなければなりません。私も現役時代、低迷期のヤクルトに所属していましたが、確かに簡単に変わるかというと難しいところもあります。しかし、一人ずつ意識が変わり、チーム全体が勝つために一丸とならなければ低迷から抜け出せない。秋のキャンプではなぜ、フォア・ザ・チームの精神が必要かをもう一度、チームに伝えました。練習でできることを、試合でいかに出せるか、すべてはそこにかかっています」
−−昨秋のドラフトでは即戦力として期待できる新人を入団させました
「今回は(育成に時間のかかる)高卒をドラフトで指名せずに、新人9人は全員、大学、社会人や独立リーグで経験を積んでいる選手を集めました。ただ、そうは言っても、スタート早々のけがだけはさせたくありません。新人選手の張り切る気持ちは良く理解できますが、プロと大学では、練習の量やテンポが全く違います。そういった違いに慣れさせながら、現時点での体力を確認しつつ育てていくため、まずは2軍で頑張ってもらおうと思っています」
−−新人では、地元、横浜出身の選手も2人入団します
「ドラフト2位の加賀美(かがみ)希昇(きしょう)投手と、3位の荒波翔外野手はともに県内高校出身。ファンの皆さんに『みんなで球場に応援しに行こう』と思って頂けたら、とてもうれしいですね。彼らと同年代の選手が多いので、刺激し合って成長してほしいと思っています。北海道、東北、九州などのチームに比べて、横浜ではこれまで『地元密着』ということを、あまり意識していなかった部分があるかもしれません。しかし、これからは、やはり地元の選手をチームに入れ、地元のファンに応援してもらいたい。そうすることで、球場に来てくれる人も増えて応援も盛り上がり、チームも強くなっていくでしょう。今後も地元出身の選手を、積極的にチームに入れていきます」
−−“地元”ということでは、昨年10月、球団の売却騒動が起きましたが市民、県民の反応は今ひとつ。他都市に比べて横浜は球団を応援する力に乏しいのでは
「市民、県民の皆さんに、横浜に残ることになってよかった、と思ってもらえるようにやるしかありません。とにかくお客さんがワクワクするような試合を、もっと増やす必要があります」
−−具体的にはどのようなチーム改革プランを考えていますか
「昨年は足の速い選手が少なかったので、1点取るにも時間がかかり、もたもたしたゲーム展開でした。その反省を踏まえて、今年は『走塁改革』を実行します。機動力野球を展開できるように、森本稀哲外野手を日本ハムから獲得、新人野手2人も足の速い選手を取りました。2軍でも松本啓二朗外野手、梶谷隆幸内野手など、俊足の若手が成長を見せています。練習でも走塁を重視し、成果も出てきています。スピーディーできびきびした野球を見てもらい『元気が出てきたね』と喜んで頂けるようにします」
−−リーグ優勝し、日本一になった平成10年の興奮と感動を忘れられないと話すファンが今もたくさんいます
「もちろん、優勝を目指しています。それは他のチームも同じなので、横浜も目標を優勝に置かないと、他チームとの差が埋まらないままです。チームの誰もが、その気持ちを共有していなければ先には進めません。打撃でいえば、打率3割を目指していては、とてもその数字に届きません。目標を3割5分、4割に置いて初めて3割打者になれます。弱いチームに特有の『どうせダメだ』という気持ちを捨てて、『できるんだ、やるんだ』という気持ちをチーム全員が持つ必要があります。そして、少しずつ勝てるチームになってくると、そうした意識が一気に高まっていきます」
−−勝利に向けた意識は根付いてきていますか
「少しずつ、勝利に向けたフォア・ザ・チームの姿勢が広がってきている手応えはあります。安打は、安打を打つこと自体でなく、それによって点を取ることが本来の目的です。例えば、無死、二、三塁の場合を考えてみると、凡打であっても打ち分ける方向次第で、2点取ることができます。そうした、得点に結びつく凡打の重みなど、自己犠牲の役割を進んで行う選手が出てくるのが、本物の強いチームなのです。練習では、個々の能力が上がっていると実感しています。後は、それをいかに得点につなげていくか。村田修一内野手に、チームを引っ張っていく役割を期待しています」
−−横浜市民、県民に、監督からメッセージを
「私自身、横浜に住んで、もう27年になります。県内全体に良いところが多く、住み心地も素晴らしい。人生の半分以上を過ごしているので、とても強い愛着を持っています。もう一度ベイスターズ通りをにぎわせて、通りを延長させてやろうというくらいの気持ちで戦っていくので、市民、県民の皆さんにどうか応援して勇気を与えて頂きたいですね」
■おばな・たかお
昭和32年8月7日、和歌山県生まれ。PL学園高から新日鉄堺を経て、53年、プロ野球ヤクルトスワローズに入団し、平成3年まで投手として活躍。引退後は投手コーチとしてロッテ、ヤクルト、ソフトバンク、巨人の各チームで投手育成に手腕を発揮し、リーグ優勝7回、日本一に4回導いた。22年から横浜ベイスターズ監督。
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